約1週間の現地調査を終え、今日は週末なのでケープタウン沖にあるロベン島を訪問しました。この島は、当初、オランダの野菜園が作られ、その後、イギリスが囚人を収容するために利用しました。19世紀には、ハンセン病者や精神障碍者を収容するための総合施療院が開設され、本土から多くの精神障碍者やハンセン病者がロベン島にやってくるようになりました。1960年に刑務所が置かれ、1964年にネルソン・マンデラが収監され、彼はこの島の刑務所で18年間を過ごしました。ハンセン病者の墓地、ハンセン病者のための教会、パン・アフリカ会議(PAC)を創設したソブクエが収容されていた建物、アフリカ民族会議(ANC)のマンデラの独房などを見学しました。