» 2014 » 3月のブログ記事

約1週間の現地調査を終え、今日は週末なのでケープタウン沖にあるロベン島を訪問しました。この島は、当初、オランダの野菜園が作られ、その後、イギリスが囚人を収容するために利用しました。19世紀には、ハンセン病者や精神障碍者を収容するための総合施療院が開設され、本土から多くの精神障碍者やハンセン病者がロベン島にやってくるようになりました。1960年に刑務所が置かれ、1964年にネルソン・マンデラが収監され、彼はこの島の刑務所で18年間を過ごしました。ハンセン病者の墓地、ハンセン病者のための教会、パン・アフリカ会議(PAC)を創設したソブクエが収容されていた建物、アフリカ民族会議(ANC)のマンデラの独房などを見学しました。












ステレンボッシュ大学はケープタウンから車で1時間ほどのワインランドにあります。ステレンボッシュ大学は南アフリカで2番目に古い大学だそうです。同大学を訪れ、社会福祉学科(Department of Social Work)の学科長であるProf. Sulina Greenにお会いしました。







ケープタウン郊外にあるウェスタンケープ大学(UWC)を訪問しました。ウェスタンケープ大学は、もともとはアパルトヘイト時代にカラード大学として創立された大学ですが、いまはいろいろな人種の学生が学んでいます。UWC Robben Island Museumという小さな展示室があり、ネルソン・マンデラを含む反アパルトヘイト運動の展示がされていました。









ケープタウン大学を訪問しました。ケープタウン大学は、テーブルマウンテンの麓の斜面に位置する、とても美しいキャンパスの大学です。同大学のジャガー図書館には、ケープの医学史などに関する貴重な史料があります。また、アフリカ研究センターという研究所があり、土地問題などに関する研究プロジェクトが展開されています(一番下の写真がアフリカ研究センター)。




現地調査の合間をぬって、ディストリクト・シックス博物館を訪問しました。ディストリクト・シックス(第6地区)は、アパルトヘイト時代の1960年代後半に白人専用地区に指定され、カラードなどが強制移住をさせられた地区です。1984年までに建物はほぼ破壊され、大部分が更地になりましたが、その後も開発がされませんでした。1994年の民主化後には地権者への返還が進んでいるらしいのですが、まだかなりが空き地になっています。この博物館からは、強制移住前の第6地区に住む人々の生活と活気が伝わってきます。

ステレンボッシュ大学の心理学の教授であるレズリー・シュワルツさんにお会いしました。

ケープタウンのグリーンポイントにあるケープ医学博物館を訪問しました。


ウェスタン・ケープ公文書館を訪問しました。ここには貴重な公文書が数多く保管されています。この公文書館で南アフリカのハンセン病対策史や精神医療史に関する本格的な調査を近いうちにしてみたいと考えています。

現地調査の合間をぬってユダヤ教のシナゴーグを訪れました。最初はイギリスとドイツから、やがてリトアニアなどの東欧から、ユダヤ人は南アフリカに来たそうです。

リプロダクション研究や社会福祉研究のインタビュー調査のために南アフリカのケープタウンに来ています。

ケープタウンのカフェにて。

リプロダクション研究や社会福祉研究のインタビュー調査のために南アフリカのケープタウンに来ています。

部屋から見えるケープタウンの風景です。夕陽は燃えるかのようでした。


リプロダクション研究や社会福祉研究のインタビュー調査のために南アフリカのケープタウンに出張します。

ドバイを発ってケープタウンへと向かいます。翼の向こうにドバイの高層ビル群がみえました。

受験生の皆さん

オープンキャンパスへの御来場、ありがとうございました!

来年の春、龍谷大学法学部に入学されることを願っています!

3月23日(日)、深草キャンパスにてオープンキャンパスを実施します。

法学部での学びを体験できるイベントを用意してお待ちしています!

より詳しくは、以下のURLからご覧ください。

http://www.ryukoku.ac.jp/admission/event/opencampus/oc2014_spring_fukakusa.html

卒業式、そして、その後に行われました
法学部同窓会新入会員歓迎祝賀会の様子を
同窓会のFacebookからご紹介します。

https://www.facebook.com/Ryukoku.Law.Alumni

平和・安全保障研究所(RIPS)が主宰する「日米パートナーシップ・プログラム」の第3期奨学生の募集が始まったそうです。概要などは以下のとおりです。詳細については、平和・安全保障研究所のホームページをご参照ください。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【プログラムの概要】
・対象期間:2014年7月~2016年7月
・毎月1回専門家を招いたセミナーを実施(於:東京)
・国内外の研修を実施:沖縄および米国ワシントンD.C.を予定
・ディレクターの指導を受け、個別研究(論文)成果を発表
・個別研究に対しては、2年間で60万円の奨学金を支給

【応募資格】
1. 日本国籍を有すること。
2. 関連する分野において修士またはそれと同等以上の学歴を有すること。
3. プログラム開始時点(2014年7月19日)において原則として35歳以下であること。
4. 日米関係、もしくは日米関係を安全保障や国際政治経済などの専門分野に取り入れて研究していること、あるいはその計画をもっていること。また、現在、日米関係に関する実務に携わっているか、将来携わることを希望していること。
5. 政策指向の研究に関心があること。
6. 英語で講義を受け討論に参加できること。
7. 上記オリエンテーション、夏期集中セミナー、定例セミナー、研修の全てに参加可能で、かつ個別研究を確実に実施できること。

【応募締切】 2014年5月30日(金)

【応募方法】
① WEBエントリー:RIPSホームページから
② 書類送付:「応募申込書」等の必要書類5点のご送付

【応募・お問い合わせ先】
一般財団法人 平和・安全保障研究所 (担当:森﨑)
【TEL】 03-3560-3288 / 【E-mail】 rips-info@rips.or.jp
【URL】 http://www.rips.or.jp/fellowship/boshu.html

今日(3/13)は卒業式。

卒業生の皆さん、本当に卒業おめでとうございます!

ますますのご活躍を!!

3月13日、卒業式終了後に国際関係コースの修了式が開催されました。








3月13日、あいにくの雨模様のなか、卒業式が深草キャンパス体育館において挙行されました。











3月6日、韓国外国語大学校アフリカ研究所・日本アフリカ学会・龍谷大学社会科学研究所の3者共催事業である「アフリカ研究セミナー」が韓国龍仁市(韓国外大グローバル・キャンパス)で開催されました。同セミナーは、2011年12月に龍谷大学社会科学研究所が韓国外国語大学校アフリカ研究所との間で国際学術交流覚書を締結したことを契機に2013年3月に始まった国際交流事業です。今回は、龍谷大学社会科学研究所側が日本のアフリカ研究者をセミナー講師として選定し、その渡航費用を日本アフリカ学会が負担し、韓国外国語大学校アフリカ研究所側がセミナー会場の準備や講師の滞在費を負担するという共催事業形式で実施されました。

今回日本から講師として派遣されたのは杉木明子氏(神戸学院大学法学部教授、龍谷大学社会科学研究所付属アフリカ研究センター客員研究員)で、セミナーでの講演テーマは“Rethinking State-Building: Piracy off the Coast of Somalia and Rebuilding “Somalia””でした。韓国のアフリカ研究者に加えて多くの大学院生がセミナーに参加し、活発な議論が展開されました。


3月8日、龍谷大学教職員組合の企画で京都南座に歌舞伎を観賞に行きました。尾上松緑の「御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)」と尾上菊之助の「京鹿子娘道成寺」を堪能しました。特に「京鹿子娘道成寺」の女方舞踊には魅せられました。


受験生の皆さん、C日程入試の受験、お疲れ様でした!

皆さんが合格され、4月に龍谷大学法学部生になられる日を心待ちにしています!

経済学部・経営学部・法学部・政策学部という4学部に横断的に設置されているのが国際関係コースです。同コースの落合雄彦ゼミナール(アフリカ研究)では、3月3・4日(1泊2日)の日程で兵庫県ハチ北スキー場へのスノーボード旅行を行いました。以下は2日目の写真です。








経済学部・経営学部・法学部・政策学部という4学部に横断的に設置されているのが国際関係コースです。同コースの落合雄彦ゼミナール(アフリカ研究)では、3月3・4日(1泊2日)の日程で兵庫県ハチ北スキー場へのスノーボード旅行を行いました。教員の落合は、48歳にして初めてのスノボに挑戦しました。以下は初日の写真です。











3月1日、東京外国語大学でフィールドネット・ラウンジ・ワークショップ「アフリカにおける日常世界と武力紛争の記憶に関する学際的研究」が開催されました。報告者は、東京大学大学院博士課程の片山さん、澤さん、須永さん、玉井さんの4名でした(司会は、エジンバラ大学大学院の鶴田さん)。4名の報告後、同志社大学の峯さんと私(落合)がコメントをしました。テーマは「アフリカにおける武力紛争の記憶」。歴史学の枠組みを超えた記憶研究の新地平が切り拓かれるかもしれないという予感を感じさせてくれる、大変よいワークショップでした。知的刺激をたくさん受けましたし、予想をはるかに上回る聴衆が集まり、質・量ともに「大盛況」でした。

当日のワークショップの様子は、日本アフリカ学会創立50周年記念事業の一環としてインターネットのYouTube上で公開されています(本ページ最下部参照)。