» 2013 » 12月のブログ記事

モンロビアのシンコー地区にあるERAスーパーマーケットには、クリスマスの飾りつけがしてありました。

リベリアの首都モンロビアの中心を走っているのがブロードストリートです。年末の買物客などでにぎわっています。

リベリアの首都モンロビアにあるEvelyn’sというレストランで昼食としてPotato Greens (Palm Oil)を注文しました。パームオイルがたくさん使われていました。

シエラレオネの元外務大臣で、1970年代に首相代理をしていたソロモン・プラット(Sr)さんにお会いしました。現在はロンドン在住ですが、クリスマスホリデーに合わせて里帰りをしておられました。プラットさんはクリスマスが誕生日で、現在94歳だそうです。中央は息子さんのソロモン・プラット(Jr)さんです。

シエラレオネの首都フリータウンでラスタファリアンの知人と再会しました。彼は自分でつくったネックレスなどを販売して生計をたてています。フリータウンに来た時は、いつも彼のところに立ち寄ります。

シエラレオネで活動しておられるクララ宣教会のシスター白幡とシスター吉田に再会しました。

ルンギヴィレッジにあるカトリック教会でのクリスマスミサ。礼拝堂内部に描かれた絵画がとても印象的でした。

 

This is Africa (TIA).

クリスマスのお祝いで着飾ったシエラレオネのこどもたち。あの忌まわしい内戦が2002年に完全終結してから10年以上の歳月がたち、人々の生活も大きく変わろうとしています。子どもたちをみていると、かわいくらしくもありますが、かつての古き良き純朴さが失われてしまうような不安感も覚え、どこか複雑な気持ちにさせられます。

 

シエラレオネ精神科病院のムアナ院長とともに。

知人であるシエラレオネの元社会福祉大臣のお宅を訪問しました。

今夜の夕食は、レバノン人経営の店でテイクアウトしたチキンをホテルの部屋で食べました。

今回のフリータウンでの宿舎は、Oasis Juice Bar and Cafeです。もともとはレストランですが、ゲストハウスも併設しています。部屋数は、現在は3部屋しかないようですが、さらに数室が改装中とのことでした。写真は宿舎とそばのコンゴ・クロスです。

日曜日早朝午前3時半、シエラレオネのルンギ国際空港に到着しました。その後、ボートにのってシエラレオネ川の河口を30分かけて渡り、ホテルにチェックインしたのは午前7時頃でした。写真は、ホテルの部屋とそのベランダからみたフリータウン市内の風景の写真です。

 

 

シエラレオネ・リベリアでの現地調査に向かいます。関空からカサブランカまではエミレーツ航空を使うので、荷物は42キロまでもっていくことができるのですが、カサブランカから先はモロッコ航空を使わなければいけないため、持っていくスーツケースは重量を21キロにおさえました。機内の写真は、関空からドバイに向かうエミレーツ航空内で撮影したものです。

 

法学部講演会が以下のとおり開催されます。

日時: 2014年1月17日(金)13:15〜14:45

会場:  深草キャンパス 21号館101教室

演題: 「若者及び女性のホームレスがなぜ増えているのか!?」

講師: 生田武志氏

《講師プロフィール》1964年生まれ。同志社大学在学中からさまざまな日雇い労働運動・野宿者支援活動に携わる。「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」で群像新人文学賞・評論部門優秀賞を受賞。現在、野宿者ネットワーク、釜ヶ崎・半失業連絡会などに参加。

中島琢磨准教授の毎日出版文化賞、サントリー学芸賞授賞式

12月13日(金)、国際関係コース内の2回生ゼミナールが参加して、21号館101教室で「異文化交流会」が開催されました。その後は、学生食堂で懇親会がもたれました。プレゼンの準備をされたみなさん、そして、運営をしてくれたみなさん、本当にご苦労さまでした。

2010年4月、ハワイ大学マノア校のReed Dasenbrock副学長が来日され、龍谷大学の入学式で祝辞を述べられました。私はその通訳をさせていただいたのですが、ダーセンブルック副学長のスピーチは「縁(interconnectedness)」に関する実に素晴らしい内容のものでしたので、法学部日記にも同スピーチを再録させていただきます。

Good morning.

President Wakahara, honored guests, members of the faculty, and above all, the new students who are here today, I bring you all aloha from Hawaii. It is a great honor and privilege for me to represent the University of Hawaii at the entrance ceremony for the new class of 2010-2011 of Ryukoku University. I wish to express my sincere gratitude to President Wakahara for his kind invitation.

I wish to extend my heartiest congratulations to all of the new students here today (omedeto gozaimasu). The culture of the university is one in which we honor tradition and honor our forebears, so you are fortunate to be at a university with such a long and honorable tradition, having been founded in 1639 to train monks for Nishi Hongan-ji, which indeed dates back to 1272.

Japan and Hawaii have a special relationship, commemorated in 2009 by the visit of the Emperor and Empress, and Ryukoku University and the University of Hawaii have a close relationship that I hope will become even closer as a result of my visit here this week.

What you may not know is that Ryukoku began educating people in Hawaii even before the founding of the University of Hawaii in 1907: the largest and most impressive temple in Honolulu is the Honpa Hongwanji Mission, which is a Jodo Shinshu temple, and from the beginning it has been staffed by ministers trained here at Ryokoku. So when you come to Hawaii, you will come to a place to which you are already connected, just as I am already connected to you here.

That cycle of interconnectedness, central to all of the teachings of the Buddha, is something everyone on the planet needs to be aware of. All of us affect one another, all of us are really part of one another.   Whatever you are here to study, whatever your career path is, wherever life leads you, always keep that in mind.

As we tackle the issues and problems that face us today, we all need to have compassion for and understanding of all living beings. This is the area of our common ground, and as the need for a broader and deeper understanding of the world grows, we look forward to working together—Ryukoku and Hawaii, Kyoto and Honolulu, Japan and the United States—to help both of us meet the challenges of effectively
understanding an increasingly complex world.

In closing, let me again express my congratulations to each and every one of you on the start of your university life. To share a quotation from the Honorable Buddha, “your work is to discover your work and then with all your heart to give yourself to it.” Best wishes during your academic career at Ryukoku and thank you for your attention. Mahalo.

 

【拙訳】

若原道昭学長さま、ご来賓のみなさま、龍谷大学教職員のみなさま、新入生のみなさま、そして本日この会場におられるすべてのみなさまに対して、私はアメリカ合衆国ハワイから「アローハー」(Aloha)というご挨拶をお届けしたいと思います。本日、このようにハワイ大学を代表して龍谷大学の2010年度入学式に参列できますことを、私は大変光栄に感じます。この素晴らしい龍谷大学入学式に私をお招きいただきました若原学長に対して、改めて深い感謝の意を表したいと思います。

また、本日この場におられるすべての新入生のみなさんに対して、心からお喜びを申し上げます。おめでとうございます。「大学の校風」と申しますのは、その伝統と先達を敬愛するなかで築かれていくものであり、その意味でみなさんは本当に幸運です。なぜならば、みなさんが入学を許可されました龍谷大学は、1639年に西本願寺境内に僧侶養成のために設けられた学寮を起源とする、実に長く、かつ誇りに満ちた伝統をもつ大学だからであり、西本願寺の創立にいたっては1272年(文永九年)にまで、その淵源を遡ることができるからであります。

ところで、日本とハワイは特別な関係にあります。昨年2009年には、天皇・皇后両陛下がハワイをご訪問になりました。また、龍谷大学とハワイ大学は長年にわたって緊密な協力関係にあり、今般の私の訪問をひとつの契機にして、両大学の関係を今後一層深めていきたいと願っています。しかし、日本とハワイの関係について、おそらくみなさんがご存じではないことが、一点だけあります。実はハワイ大学の創立は1907年のことなのですが、龍谷大学がハワイの地で教育活動を始めたのは、そのハワイ大学の創立よりも前のことであった、という驚くべき事実です。ホノルルで最大かつ最も壮麗な寺院は、本派本願寺ハワイ別院の建物であり、同寺院は当初から龍谷大学で教育訓練を受けた僧侶によって維持・運営され、ハワイの人々の教育活動に多大な貢献をしてきたのです。その意味で、もしみなさんが将来ハワイにこられることがあれば、実はみなさんは、「龍谷大学を通じて、すでにみなさんと結びつけられていた地」であるハワイに来ているということになるのです。これは少々不可思議なことに聞こえるかもしれませんが、ハワイから来たこの私が、ここ日本におられるみなさんと実は無関係なのではなく、すでに結びつけられていた、という紛れもない事実と同様のことなのです。

このinterconnectedness、すなわち仏教でいうところの「縁」のサイクルこそが、ブッダの教えの核心であり、すべての人間が知るべき事柄なのです。私たちすべてはお互いがお互いに影響し合っているのであり、その意味で、私たちすべてがお互いの部分、そのものなのです。みなさんがここで何を学び、今後どのようにキャリアを積み重ね、どのような人生を歩んでいかれるにしても、そのことを、常に、心に、留めておいてください。「私たちすべてがお互いの部分、そのものなのです」。今日直面する課題や問題に取り組もうとするとき、私たちには、自己を含むすべての生きものへの思いやりと理解が必要です。これこそが私たちのcommon ground、すなわち「共通する立ち位置」でなければならないはずです。そして、世界に対するより広く、より深い理解の必要性が今後一層強まれば強まるほど、龍谷大学とハワイ大学、京都とホノルル、日本とアメリカ合衆国といった異なる二つの存在が、今日ますます複雑化するこの世界を適確に理解するという、誠に困難極まりない営為を達成するために、互いに助け合い、共に働くということが期待できるようになるのです。

最後に、大学生活のスタート地点に立たれた、いまここにおられる新入生のみなさんひとりひとりに、もう一度祝福の言葉を贈りたいと思います。敬愛するブッダは次のように語りました、「汝のなすべきことは、汝の使命を見つけ出し、真心を込めて、その務めに専念することなり」。龍谷大学でのみなさんの学業が実り多いものとなりますようにお祈りするとともに、ご清聴に対して深く感謝したいと思います。「マハロ」(Mahalo)、ありがとうございました。

ウィル・スミス主演映画『幸せのちから(The Pursuit of Happyness)』を観ました。スミス親子の共演で話題になった映画で、クリス・ガードナーという実在の人物の半生をもとにつくられた作品だそうです。あらすじは他に譲りますが、なかなかいい映画でした。この映画の舞台は1980年代のサンフランシスコです。龍谷大学のバークレー・インターカルチュラル・イングリッシュ(BIE)プログラムの学生がボランティア活動でお世話になるグライド・メモリアル・チャーチも出てきます。BIEに参加した(あるいは、これから参加する)龍谷大学の学生にぜひみせてあげたい映画のひとつです。なお、「幸せ」の正しいスペルはhappinessですが、映画のタイトルはhapp【y】nessになっています。サンフランシスコには世界最大規模の中華街があり、このタイトルはそのことに「由来」します。

 龍谷大学図書館では、2013年12月19日(木)15:00~16:00 に本の紹介コミュニケーションゲーム・ビブリオバトルを開催します。

タイのお土産

落合雄彦(Takehiko OCHIAI) 更新日: 2013年12月10日

2回生ゼミのともき君がタイに行き、コーヒーのお土産を買ってきてくれました。裏面を見てちょっとびっくり。売り上げの一部が、国連薬物犯罪事務所(UNODC)のDrug Free Worldを目指す活動に使われると書いてあったからです。Drug free worldって、果たして可能なのでしょうか? 目指すべきは、「ドラッグのない世界」ではなく(人類は太古からドラッグを利用してともに生きてきたので、それを根絶することは無理でしょうから)、「ドラッグがもたらす害悪や悲劇のない世界」では?

12月13日(金)、法学部生が参加する国際関係コースの異文化交流会が以下のとおり開催されます。

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第1部 研究発表 16:45 – 18:15  21号館101教室

第2部 懇親会  18:15 – 20:30  4号館地下ラウンジ

エチオピア大使講演会のお知らせです。

12月5日、南アフリカのズマ大統領は、元大統領であるネルソン・マンデラ氏がヨハネスブルグの自宅で死去した、と発表しました。享年95歳。マンデラは、アパルトヘイト撤廃運動の先頭に立ち、ノーベル平和賞を受賞した、まさに南アフリカの「英雄」である一方、大統領就任後は十分な仕事をできなかったという一面もあるのかもしれません。最近飛行機のなかで観た「Dear Mandela」は、ダーバンのスラム(informal settlement)の住民が、すべての国民への住宅供給を保障したマンデラがその約束を履行できなかったことを批判する興味深いTVドキュメンタリーです。神聖化されたマンデラを批判することが難しい現在の南アフリカの空気のようなものが伝わってきます。http://www.dearmandela.com/

 

◆◆ドキュメンタリー映画「ガレキとラジオ」の上映会および山国秀幸氏講演(ご案内)◆◆

本学経済学部卒業の山国秀幸氏(1967年大阪
生まれ)がエグゼクティブプロデューサー(制作総指揮)をつとめる映画「ガレキとラジオ」の上映会と、講演会を開催しま す。
この映画は、南三陸町で立ち上がった全員素人の小さなラジオ局が起こす奇跡の物語。
一人ひとりの力は小さいけれど、みんな集まれば奇跡が起きる。
自分はこれから東北とどんなツナガリ方をしていくことができるか?
山国さんは自分ができることとして、この映画を制作したと語ります。
映画をつくるにあたった想いを聞き、自分の将来や震災とのツナガリ方を考える機会にしてください。

■日 時:2013年12月6日(金)
■場 所:瀬田キャンパス 13:35~15:05  1号館107教室(上映70分)
深草キャンパス 17:00~19:00 22号館101教室(講演40分、上映70分)
■講 師:山国 秀幸氏(講演は深草キャンパスのみ)
■対 象:本学学生、教職員のみ
■その他:無料
■申込み:不要。当日、直接お越しください。
■問合せ:ボランティア・NPO活動センター

■参 考:映画上映会・講演の案内URL
http://www.ryukoku.ac.jp/npo/news/detail.php?id=5414

12月1日、龍谷大学の3名の留学生が我が家に遊びに来ました。これは、国際部が主催する「ウィークエンドホームビジット」というプログラムです。今回は、国際部の森さんのアレンジで、韓国の金志秀さん、ポーランドのメラニア・スミガイルスカーさん、そして、ベトナムのチャン・ティ・マイさんが来てくれました。まず、六甲アイランドにある「てっちゃん工房」でちくわとかまぼこを作り、その後拙宅で夕食を囲みました。我が家での夕食の「前菜」はたこ焼き(!)、メインは「手巻き寿司」でした。ゼミ4回生の若菜悦代さんも参加してくれました。なんとも朗らかな楽しい一日でした。マイさん、今度はおいしいベトナム料理をつくってね!

はや師走

法学部教務課 更新日: 2013年12月01日

早いもので、今年も12月に入りました。

先生も走る師走。

ゆっくり、あせらず歩いて行きたいですね。