2024年4月30日(火曜日)の3講時(13:30~15:00)、橋口(川﨑)ゼミ、濱中ゼミ、松尾ゼミ、渡辺ゼミ合同で政治学系ゼミナール合同の講演会を開催しました。講演者は中東工科大学国際関係学科教授のオズゲハン・シェンユヴァ先生です。
シェンユヴァ先生は「2050年ヨーロッパにおけるユースワークの未来」プロジェクトに属する国際的な研究者で、講演ではヨーロッパ諸国の研究者と実施している共同研究プロジェクト「複数の未来」についてお話をいただきました。
データサイエンスの一種であるホライズン・スキャニングを用いた予測シナリオは、日本での近未来が別の国においては遠い未来の姿を表すシナリオであること、また日本での中程度の未来は、別の国にとっての近未来の出来事であるかもしれないことが示されました。
若者と高齢者世代の分断、少子高齢化、政治的無関心など、学部学生や大学院生にとっても「自分ごと」であるトピックであり、講演後はディスカッションによって議論が深められました。