» 落合雄彦(Takehiko OCHIAI)のブログ記事

リプロダクション研究や社会福祉研究のインタビュー調査のために南アフリカのケープタウンに出張します。

ドバイを発ってケープタウンへと向かいます。翼の向こうにドバイの高層ビル群がみえました。

平和・安全保障研究所(RIPS)が主宰する「日米パートナーシップ・プログラム」の第3期奨学生の募集が始まったそうです。概要などは以下のとおりです。詳細については、平和・安全保障研究所のホームページをご参照ください。

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【プログラムの概要】
・対象期間:2014年7月~2016年7月
・毎月1回専門家を招いたセミナーを実施(於:東京)
・国内外の研修を実施:沖縄および米国ワシントンD.C.を予定
・ディレクターの指導を受け、個別研究(論文)成果を発表
・個別研究に対しては、2年間で60万円の奨学金を支給

【応募資格】
1. 日本国籍を有すること。
2. 関連する分野において修士またはそれと同等以上の学歴を有すること。
3. プログラム開始時点(2014年7月19日)において原則として35歳以下であること。
4. 日米関係、もしくは日米関係を安全保障や国際政治経済などの専門分野に取り入れて研究していること、あるいはその計画をもっていること。また、現在、日米関係に関する実務に携わっているか、将来携わることを希望していること。
5. 政策指向の研究に関心があること。
6. 英語で講義を受け討論に参加できること。
7. 上記オリエンテーション、夏期集中セミナー、定例セミナー、研修の全てに参加可能で、かつ個別研究を確実に実施できること。

【応募締切】 2014年5月30日(金)

【応募方法】
① WEBエントリー:RIPSホームページから
② 書類送付:「応募申込書」等の必要書類5点のご送付

【応募・お問い合わせ先】
一般財団法人 平和・安全保障研究所 (担当:森﨑)
【TEL】 03-3560-3288 / 【E-mail】 rips-info@rips.or.jp
【URL】 http://www.rips.or.jp/fellowship/boshu.html

3月13日、卒業式終了後に国際関係コースの修了式が開催されました。








3月13日、あいにくの雨模様のなか、卒業式が深草キャンパス体育館において挙行されました。











3月6日、韓国外国語大学校アフリカ研究所・日本アフリカ学会・龍谷大学社会科学研究所の3者共催事業である「アフリカ研究セミナー」が韓国龍仁市(韓国外大グローバル・キャンパス)で開催されました。同セミナーは、2011年12月に龍谷大学社会科学研究所が韓国外国語大学校アフリカ研究所との間で国際学術交流覚書を締結したことを契機に2013年3月に始まった国際交流事業です。今回は、龍谷大学社会科学研究所側が日本のアフリカ研究者をセミナー講師として選定し、その渡航費用を日本アフリカ学会が負担し、韓国外国語大学校アフリカ研究所側がセミナー会場の準備や講師の滞在費を負担するという共催事業形式で実施されました。

今回日本から講師として派遣されたのは杉木明子氏(神戸学院大学法学部教授、龍谷大学社会科学研究所付属アフリカ研究センター客員研究員)で、セミナーでの講演テーマは“Rethinking State-Building: Piracy off the Coast of Somalia and Rebuilding “Somalia””でした。韓国のアフリカ研究者に加えて多くの大学院生がセミナーに参加し、活発な議論が展開されました。


3月8日、龍谷大学教職員組合の企画で京都南座に歌舞伎を観賞に行きました。尾上松緑の「御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)」と尾上菊之助の「京鹿子娘道成寺」を堪能しました。特に「京鹿子娘道成寺」の女方舞踊には魅せられました。


経済学部・経営学部・法学部・政策学部という4学部に横断的に設置されているのが国際関係コースです。同コースの落合雄彦ゼミナール(アフリカ研究)では、3月3・4日(1泊2日)の日程で兵庫県ハチ北スキー場へのスノーボード旅行を行いました。以下は2日目の写真です。








経済学部・経営学部・法学部・政策学部という4学部に横断的に設置されているのが国際関係コースです。同コースの落合雄彦ゼミナール(アフリカ研究)では、3月3・4日(1泊2日)の日程で兵庫県ハチ北スキー場へのスノーボード旅行を行いました。教員の落合は、48歳にして初めてのスノボに挑戦しました。以下は初日の写真です。











3月1日、東京外国語大学でフィールドネット・ラウンジ・ワークショップ「アフリカにおける日常世界と武力紛争の記憶に関する学際的研究」が開催されました。報告者は、東京大学大学院博士課程の片山さん、澤さん、須永さん、玉井さんの4名でした(司会は、エジンバラ大学大学院の鶴田さん)。4名の報告後、同志社大学の峯さんと私(落合)がコメントをしました。テーマは「アフリカにおける武力紛争の記憶」。歴史学の枠組みを超えた記憶研究の新地平が切り拓かれるかもしれないという予感を感じさせてくれる、大変よいワークショップでした。知的刺激をたくさん受けましたし、予想をはるかに上回る聴衆が集まり、質・量ともに「大盛況」でした。

当日のワークショップの様子は、日本アフリカ学会創立50周年記念事業の一環としてインターネットのYouTube上で公開されています(本ページ最下部参照)。

39年間にわたって龍谷大学に勤務してこられた津守淨子国際部事務部長が、今年3月で本学を退職されることになりました。私が国際部にお世話になっていた2年間、津守部長にはいろいろとご指導いただきました。事務職員と教育職員が協力し合って働くことの大切さを本当の意味で初めて教えていただいたのも津守部長からでした。津守部長が本学におられなくなるのは寂しいですが、あとは残された者ががんばる以外にありません。

2月17日、津守部長のお誘いで、上賀茂の秋山さんで夕食を囲み、素晴らしい料理を堪能しました。

2014年2月9日(日)、ドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」の原一男監督を支え続けた小林佐智子氏(大阪芸術大学客員教授、疾走プロダクション・プロデューサー)による公開講演会が龍谷大学深草キャンパスで開催されました。講演タイトルは、「映画プロデューサーの仕事:原一男監督の映画づくりを支え続けた40年」でした。こんなに小さな身体から神軍が誕生したとは、なんとも不思議です。企画・司会は社会学部の小林直明助手でした。

 

平成26年度内閣府青年国際交流事業参加青年の募集が始まりました。http://www8.cao.go.jp/youth/kouryu/bosyu.html

2月4日、陸上幕僚監部のご招待で陸上自衛隊東北方面隊震災対処訓練を見学させていただきました(主な視察地:仙台)。同訓練は、陸上自衛隊が地方公共団体等と協力して震災対処能力向上のために行うもので、セミナー、図上訓練、ヘリコプターによる被災地の視察、懇親会(音楽隊による演奏)などが行われました。

龍谷大学国際社会文化研究所叢書16『アフリカ・ドラック考』が近日公刊されます。その表紙案が出来上がりました。

東京・青山の青山学院大学で国際政治学会の会合がありました。青学の正面にある国連大学本部前ではFarmers’ Marketが開催され、とても賑わっていました。

 

龍谷大学法学会研究会

日 時:2014年1月29日(水) 13:30~

場 所:龍谷大学 紫英館5階会議室

報告者:元山 健氏(本学法学部教授)

テーマ:日本におけるイギリス憲法研究
―イギリス憲法の歴史と原理に関する試・私論的なまとめ―

主   催:龍 谷 大 学 法 学 会

西倉めぐみ・高木ララ両監督によるドキュメンタリー映画「ハーフ」がいま注目を集めているようです。

オフィシャルサイトはこちら→ http://hafufilm.com/

安倍首相がエチオピアを訪問しましたが、1月18日(土)午後、以下のとおりエチオピアのポピュラー音楽に関するセミナーが国立民族学博物館で開催されます。

2014年1月18(土)・19日(日)に「市民による映画づくりとコミュニティエンパワーメント:その成果と展望」と題する上映イベントが開催されます。会場は、京都駅八条口すぐの「龍谷大学アバンティ響都ホール」です。

<開催趣旨>
近年、「地域映画」あるいは「リージョナルフィルム」ということばで括られる映画が多数つくられるようになりました。これらの中には、単に当該地域でロケーション撮影が行われただけのものもありますが、地域活性化を主たる目的としてプロの映画人が地域住民との濃密なコラボレーションによってつくりあげた作品や、あるいは(プロの助言によって)映画づくりのすべてのプロセスを住民自らが担ったものまで、実に多様な事例が含まれています。 この上映イベントでは、最近コミュニティエンパワーメントを意図してつくられた地域映画のなかで、代表的な取り組みを選び、上映します。それぞれの作品づくりの関係者をお招きし、個々の事例について映画づくりの経緯や体制、成果、問題点などを検証していく中で、映画づくりによるコミュニティエンパワーメントの可能性を展望していきます。
<上映作品>
(1)「ほんがら」 http://gonza.xii.jp/mura/
(2)「赤い夕陽のジュリー」 http://www.youtube.com/watch?v=fHtDM0Q9vxg
(3)「歌うぞ 踊るぞ 海の森で サウンド オブ サウラー」
(4)「ふるさとがえり」 http://hurusatogaeri.com/
(5)「パラドックス 〜映画づくりとまちづくり〜」

<シンポジウム>
◇基調講演
・寺脇研氏(映画評論家、京都造形芸術大学教授)
◇事例報告
・斉藤征義氏(田んぼdeミュージカル委員会)
・長岡野亜氏(映画監督、龍谷大学社会学部非常勤講師)
・林弘樹(映画監督、映画会社FireWorks代表)

イベントの詳細は、以下をご覧ください。
http://jambo-archives.com/cm/

モンロビアの中心街でピーナッツとビターコーラの実を売る少女と出会いました。コーラは西アフリカの嗜好品で、赤味を帯びた普通のコーラと、茶色の皮がついたビターコーラの少なくとも2種類があります。コーラはすぐに乾燥して堅くなってしまうので、ゼミ学生のお土産用にと彼女からピーナッツを10個購入しました。

オイルパーム(油やし)は、まず房を樹から切り離し、その後に房から実を斧で切り取ります。それから機械で実をつぶして油を搾り取ります。写真は、房からオレンジ色の実を切り離しているところです。

リベリアのフィービー病院には、同国唯一のフィスチュラ・リハビリテーションセンターがあります。フィスチュラは、主に遷延分娩によって生じる疾患で、リベリアでは、”pee-pee sickness”とか”poo-poo sickness”とかと呼ばれています。今回インタビューをしたフィスチュラサバイバーの女性のなかには、自分がフィスチュラになったと知って自殺を考えたという人が少なくありませんでした。

リベリアの人口は350万人ですが、精神科医は1人しかおらず、精神科病院はジョン・F・ケネディメディカルセンター付属のE・S・グラント精神科病院しかありません。2014年1月時点での同病院の入院患者数は約70名です。クーパー院長は看護師・ソーシャルワーカーです。

モンロビア中心部からタブマンブルーバードを東の方向に走ると、ペインズヴィルという地域にたどり着きます。低所得者が多く居住する地域であり、治安もあまりよくないそうです。そして、ペインズヴィルのなかの中心地がRed Lightです。「レッライ」と発音されるこの場所は、内陸部にむかうタクシーなどの乗降車地であるとともに、あらゆるものが手に入るマーケットでもありますが、常に人と車で混雑しています。

 

2012年にリベリア人のアーティストにドラッグ使用者のカーツーンを描いてもらいました。

 

リベリア人のアーティストであるクラレンス・レヴィ・カーターさんに描いてもらった前進するアフリカの女性(イラスト)。「FOWARD」はスペルミスで、正しくは「FO【R】WARD」です。これもご愛嬌というところでしょうか。

リベリア人のアーティストであるクラレンス・レヴィ・カーターさんに描いてもらったアフリカの女性たち(イラスト)。龍谷大学社会科学研究所の叢書の表紙カバーに用いる予定です。

モンロビアにある低所得者居住地域で、ひとびとが言い争いをしていました。彼らのなかにはマリファナなどの常用者が少なくありません。

リベリア人の知人に描いてもらった、首都モンロビアの一風景(イラスト)