2017年1月、南部アフリカにあるマラウイ共和国のゾンバという町を訪れました。この町は、1970年代半ばまでマラウイの首都でした。ゾンバにあるマラウイ大学チャンセラーカレッジをたずねると、ちょうど卒業式でした。
2017年1月、南部アフリカにあるマラウイ共和国のゾンバという町を訪れました。この町は、1970年代半ばまでマラウイの首都でした。ゾンバにあるマラウイ大学チャンセラーカレッジをたずねると、ちょうど卒業式でした。
2016年10月15日、龍谷大学深草キャンパス22号館103教室において、シンポジウム「18歳選挙権時代における主権者教育を考える:高校と大学での取り組みから」(龍谷大学シティズンシップ教育研究会主催)が以下のとおり開催されました。
【プログラム】
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開会 13:00
主催者あいさつ
基調講演
水山光春(京都教育大学)
「教育改革としての主権者教育」 13:10~13:40
報告1
杉浦真理(立命館宇治高等学校)
「市民(シティズン)を育てる主権者教育」 13:40~14:10
報告2
石橋章市朗(関西大学)
「高校生に政治をどう伝えるか?―大学生によるセミナーの企画をつうじて―」 14:40~15:10
報告3
石田徹(龍谷大学)・深尾拓史(龍谷大学学生)
「期日前投票所設置を中心とする若者投票率向上の取り組み
―「政策実践探究演習」とRyu-voteの活動―」 15:10~15:40
討論 コーディネーター・奥野恒久(龍谷大学) 16:10~17:00
総括 高橋進(龍谷大学)
閉会 17:15
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2016年6月、西アフリカのシエラレオネを2年半ぶりに訪れ、土地政策に関する調査を行いました。シエラレオネでは、2014年に突如発生したエボラ出血熱の感染拡大がとりあえずは無事に終息し、平穏な日常性が取り戻されていました。
龍谷大学深草キャンパスにおいて、以下のとおり社会科学研究所月例研究会が開催されました。
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■日時:2016年7月2日(土)15:00~18:10
■場所:龍谷大学 深草キャンパス 紫英館 東第2会議室
■発表者:白戸圭一氏(三井物産戦略研究所主席研究員、京都大学大学院客員准教授)
■発表テーマ:「サブサハラ・アフリカのジハード武装組織の台頭の背景と今後:ボコ・ハラムを例に考える」
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発表者である白戸氏からは、北部ナイジェリア史を加味しつつボコ・ハラムの成立や変質、そしてその本質などを鋭く読み解いた大変詳細かつ重厚な報告がなされ、会場からは、ジハード組織の定義とは何か、ボコ・ハラムの目的とは何か、今日のアフリカのテロ状況を「サブサハラ・アフリカ」という地理的眼差しで捉えることは果たして妥当か、ボコ・ハラムのような問題は首都や「中心」ではなく国境付近のいわば「辺境(周辺)」をめぐる問題として位置づけられるのではないか、不満を抱えるナイジェリアやニジェールの若者に「職」と「食」さえ与えられれば、ボコ・ハラムのようなテロ集団の発生や伸張を予防できるのか、といった趣旨の質問がなされ、大変活発なディスカッションが展開されました。研究会は、当初の予定時間を大幅に延長して3時間以上にもおよびました。
2016年6月2日、韓国・龍仁市にある韓国外大アフリカ研究所を訪問し、ファン・ギュドゥク所長以下スタッフのみなさんと今後の研究交流について意見交換をしました。
南アフリカでの現地調査中、ステレンボッシュ大学政治学部のスカーレット・コーリネッセン教授宅に夕食に招いていただきました。向かって左から、コーリネッセン教授、ゾイ・ウィカム名誉教授(英国ストラスクライド大学)、グレイス・ムシラ教授(ステレンボッシュ大学)、そして私(落合)です。ゾイ・ウィカム氏は、You Can’t Get Lost in Cape TownやDavid’s Storyなどの作品で知られる南アフリカを代表する女流作家です。ブレイス・ムシラ氏はケニア出身で、ジュリー・ウォードというイギリス人女性写真家の殺人事件を題材にしたA Death Retold in Truth and Rumorという著作を最近上梓されました。
2016年3月24日、韓国外国語大学校アフリカ研究所・日本アフリカ学会・龍谷大学社会科学研究所の3者共催事業である「アフリカ研究セミナー」が韓国龍仁市(韓国外大グローバル・キャンパス)で開催されました。同セミナーは、2011年12月に龍谷大学社会科学研究所が韓国外国語大学校アフリカ研究所との間で国際学術交流覚書を締結したことを契機に2013年3月に始まった国際交流事業です。今回は、龍谷大学社会科学研究所側が日本のアフリカ研究者をセミナー講師として選定し、その渡航費用を日本アフリカ学会が負担し、韓国外国語大学校アフリカ研究所側がセミナー会場の準備や講師の滞在費を負担するという共催事業形式で実施されました。
今回日本から講師として派遣されたのは小川さやか氏(立命館大学)で、セミナーでの講演テーマは”Re-globalization through the Trans-Border Trading of Second-hand Clothing in East Africa”でした。韓国外国語大学校アフリカ研究所の研究者などがセミナーに参加し、活発な議論が展開されました。
2016年3月17日(木)、午前中に行われた龍谷大学卒業式にひきつづき、国際関係コース修了式が開催されました。落合ゼミ(アフリカ地域研究)の学生も、これからそれぞれの道を歩んでいきます。
龍谷大学の学内学会である法学会では、社会科学研究所共同研究プロジェクト「紛争を超えて:アフリカの平和と安全保障に関する総合的な研究の模索」と共催で、以下のとおりセミナーを開催しました。
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■日時:2016年2月18日(木)15:30~17:30
■場所:龍谷大学 大阪梅田キャンパス セミナー室
■発表者
デイヴィッド・フランシス氏(英国ブラッドフォード大学教授・平和学科長)
Prof. David J. Francis (Head of the Division of Peace Studies, Bradford University, UK)
■発表テーマ
「立ち上がるアフリカ:平和と安全保障への含意」
Africa Rising: Implications for Peace and Security
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2016年1月22日(金)午後、法学研究科も参画する龍谷大学大学院アジアアフリカ研究総合プログラム(AASP)の「研究フォーラム(特別講演会、アフリカ・ワークショップ)」が深草キャンパスで開催されました。同フォーラムでは、日本貿易振興機構アジア経済研究所の福西隆弘主任研究員を特別講演者としてお招きし、アフリカの経済発展を牽引する産業・企業の発展の現段階と特色、課題についてご講演いただきました。また、アフリカ人留学生による成果報告(アフリカ・ワークショップ)、AASP所属学生によるフィールドワーク報告も行われました。
当日のスケジュールなどの詳細は以下のとおりです。
日時:2016年1月22日(金)13:30-19:30
場所:22号館105教室、22号館地下食堂
13:30-14:40
特別講演「アフリカの成長を牽引する産業発展」(英語)
講師:福西隆弘氏(日本貿易振興機構アジア経済研究所 主任研究員 地域研究センターアフリカ研究グループ長)
14:50-16:20
アフリカ・ワークショップ:アフリカからの大学院生の研究報告(英語)
16:30-17:45
AASPフィールドワーク報告+研究計画報告(日本語)
18:00-19:30
レセプション
龍谷大学国際関係コースでは、障害者などによる芸術ジャンル「アール・ブリュット(L’Art Brut)」に造詣が深い嘉納礼奈先生をお招きして、以下のとおり特別講演会を開催しました。講師の嘉納先生には、アートとは何か、アートという範疇から文化的に排除されてきたものとは何か、スイスという国がアール・ブリュットを考える上でヨーロッパにおいて特異な地位を占めるにいたった理由とはなにか、極端から極端に触れる国イタリアが生み出してきたアートとアール・ブリュットとは何か、そして、日本社会の周縁とそこでのアートな営みとはどのようなものか、といったテーマに関して広範かつ刺激的なお話をしていただきました。
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日時:2015年12月11日(金)10:45-12:15
会場:龍谷大学深草キャンパス21号館407教室
講師:嘉納礼奈氏
テーマ:「アール・ブリュットから世界の多様性を考える」
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2015年11月28日、龍谷大学社会科学研究所では、日本アフリカ学会関西支部と共催で、韓国外国語大学校アフリカ研究所のキム・クワングス准教授をお招きして月例研究会を開催しました。
日付:2015年11月28日(土)15:30-17:00
会場:龍谷大学ともいき荘 第4研修室
発表者:Dr Kim Kwang-su氏(韓国外国語大学校アフリカ研究所准教授)
発表テーマ:”The Contextualization of the DRC’s History and Culture focusing on the Afrocentrism: With Mobutu Sese Seko’s Historical Consciousness on Place Name Changes”
2015年8月5日(水)、龍谷大学大学院アジア・アフリカ総合研究プログラム(GPAAS)では、ナイジェリア学術院会員でカレブ大学副学長であるアヨデジ・オルコジュ教授(アフリカ経済史)をお招きして、以下のとおりセミナーを開催いたしました(共催:龍谷大学大学院経済学研究科、龍谷大学社会科学研究所付属アフリカ研究センター)。
龍谷大学国際関係コースでは、2015年5月15日(金)、新進気鋭の現代中国政治研究者である鈴木隆氏(愛知県立大学准教授)をお招きして、世界で今日急速に存在感を増しつつある中国をテーマとした講演会を開催しました。近年、中国の対日イメージがやや改善しつつあるのに対して、日本の対中イメージは悪化の一途をたどっており、今後の日中関係では後者が障害となりかねないなど、日中間の懸案と関係性について大変興味深いお話をしていただきました。
詳細は以下のとおりです。
日時:2015年5月15日(金)10:45-12:15
会場:21号館407教室
講師:鈴木隆氏(愛知県立大学外国語学部准教授)
テーマ:「私の中国研究の「原風景」及び日中関係の現状と課題~現代中国の政治・外交研究へのいざない」
2015年3月12日、韓国外国語大学校アフリカ研究所・日本アフリカ学会・龍谷大学社会科学研究所の3者共催事業である「アフリカ研究セミナー」が韓国龍仁市(韓国外大グローバル・キャンパス)で開催されました。同セミナーは、2011年12月に龍谷大学社会科学研究所が韓国外国語大学校アフリカ研究所との間で国際学術交流覚書を締結したことを契機に2013年3月に始まった国際交流事業です。今回は、龍谷大学社会科学研究所側が日本のアフリカ研究者をセミナー講師として選定し、その渡航費用を日本アフリカ学会が負担し、韓国外国語大学校アフリカ研究所側がセミナー会場の準備や講師の滞在費を負担するという共催事業形式で実施されました。
今回日本から講師として派遣されたのは西真如氏(京都大学)で、セミナーでの講演テーマは“Problems and Possibilities of Democratic Developmentalism in Ethiopia”でした。韓国のアフリカ研究者に加えて多くの大学院生がセミナーに参加し、活発な議論が展開されました。